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表具
 
これまで受け継がれてきた日本人の美しい感性を、素材からこだわり次世代に少しでも伝えていけないだろうかと考えています。


「表具は衣装である・・」
 表具を「衣装」に例えることは、その役割を説明する時に頻繁に使われる表現であります。日本の絵画は、主に和紙や絹といった繊細な素材に描かれ、また絵の中の空白の部分が重要とされることや、絵の具を定着させるのに >>膠 が用いられることからも、かなり脆弱なものといえます。
そうして表具は書画の持ち味を引き出す『装飾』としての役割を持つとともに、破損や、常に変化する外気等から身を守る『保護』としての役割を兼ね備え、作品を保存と鑑賞に適した形態にしています。

 清野圭一「白梅図」

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